携帯が止まるということは、通話回線とネット回線が停止するということです。通話回線が止まれば、電話をかける(発信)だけでなく、電話を受ける(着信)こともできなくなります。
しかし、Wi-Fiに接続することは可能なので、LINEでの通話や、IP電話を活用した着信自体は可能です。そのため、「Wi-Fiさえあれば、そんなに不便はない」と思ってしまうかもしれません。
ですが、その考えは非常に危険です。携帯回線が止まったまま放置し続けることには、もっと大きなリスクが潜んでいます。
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携帯停止を放置する、本当のリスク:「強制解約」
携帯回線が止まることよりも大変なのは、その状態を放置し続けた場合に、最終的に「強制解約」させられてしまうことです。
強制解約されると、その情報が他の携帯会社にも共有されてしまいます。その結果、どの携帯会社に申し込んでも審査に通れなくなり、新たに携帯を契約することができなくなるのです。
これが、いわゆる「携帯ブラック」の状態です。Wi-Fiがあるから大丈夫、と放置するのではなく、強制解約される前に必ず料金を払って、回線を復活させる必要があります。
一括で払えない携帯料金を、どうやって支払うか
「でも、今すぐ一括で払う金がない」
その場合の最終手段は、消費者金融でお金を借りてでも支払うことです。
携帯料金は、分割払いに応じてもらえることはなく、必ず一括で支払う必要があります。しかし、消費者金融でお金を借りて支払えば、あなたの返済先は消費者金融になり、月々の分割払いで済ませることが可能になります。
つまり、本来は一括で返済しなきゃいけないものを、消費者金融に肩代わりしてもらうことで、月々の分割払いに変えることができるわけです。
「無利息期間」を活用すれば、負担ゼロも可能
「でも、消費者金融は金利が高いから、結局損するんじゃないか?」
普通に考えればその通りです。しかし、大手消費者金融で初めて契約する場合、「無利息期間」というものが適用されます。
これは、契約日の翌日から30日間など、一定期間は金利が適用されず、利息が一切発生しないサービスです。
この仕組みをうまく活用し、
- 消費者金融で滞納している携帯料金分(例えば3万円)を借りる
- その3万円で、すぐに携帯会社に支払い、回線を復活させる
- 後日、給料が振り込まれたら、その給料から3万円を消費者金融に返済する
これを全て無利息期間内に行うことで、あなたは1円も利息を払うことなく、支払いを乗り切ることができるのです。

まとめ:放置が最大のリスク。強制解約される前に手を打て
携帯が止まっても、Wi-FiがあればLINEの着信はできます。しかし、それは一時しのぎに過ぎません。
本当の問題は、その先に待っている「強制解約」です。
そうなる前に、消費者金融の無利息期間といった「仕組み」を賢く利用し、必ず回線を復活させるべきです。