auの携帯代が払えない場合、残念ながら分割払いや支払い期日の延長を交渉しても断られてしまいます。一括で支払うしかありません。
しかし、auに直接お願いするのではなく、消費者金融の「借り換え」という仕組みを利用することで、実質的に分割払いや期日の延長を実現する方法が存在します。
この記事では、その具体的なやり方と、携帯代の滞納を放置するリスクについて解説します。
目次
消費者金融の「借り換え」で分割・期日延長を実現する仕組み
この方法のやり方は、非常にシンプルです。
例えば、auへの滞納額が3万円だとします。
- まず、消費者金融で3万円を借ります。
- その3万円で、auに滞納料金を支払います。
- 今後あなたは、auではなく、消費者金融に3万円を返済していくことになります。
消費者金融への返済は、基本的に月々の分割払いが前提なので、例えば毎月5,000円ずつ返済していく、といったことが可能になります。
つまり、本来は一括で支払う必要があった携帯料金を、消費者金融に肩代わりしてもらうことで、実質的に「分割払い」に変えることができるのです。
また、支払い期日が迫っている場合でも、この方法で一度auに支払ってしまえば、携帯が止まるのを防げます。消費者金融への返済は翌月から始まるため、実質的な「期日の延長」にもなります。
金利が高いのでは? →「無利息期間」を活用する
「でも、消費者金融は金利が高いから、結局損するんじゃないか?」
その通りです。しかし、大手消費者金融で初めて契約をする場合、「無利息期間」というものが適用されます。
これは、アコムの場合「契約日の翌日から30日間」など、一定期間は金利が一切かからないサービスのことです。
例えば、「給料日になれば払えるのに」という状況であれば、
- 消費者金融で立て替えてもらい、期日を先延ばしする
- 給料日を迎えたら、無利息期間内に全額返済する
この手順を踏めば、あなたは1円も利息を負担することなく、この問題を解決できるのです。
携帯代の滞納を放置する、本当のリスク
消費者金融を利用することに抵抗があるかもしれませんが、携帯代の滞納を放置する方が、よほど大きなリスクを伴います。
スマホ本体を分割払いにしている場合
もし、月々の支払いの中にスマホ本体の分割代金が含まれている場合、その滞納は個人信用情報に記録されてしまいます。その結果、今後クレジットカードや各種ローンの審査に通れなくなる可能性があります。
最終的には「強制解約」→「携帯ブラック」に
滞納を放置し続けると、最終的にauから強制解約させられます。その情報は携帯会社間で共有されるため、今後、au以外の携帯会社に申し込んでも審査に通れなくなります。
これが「携帯ブラック」の状態で、一度こうなると携帯を契約すること自体が非常に難しくなり、生活に大きな支障をきたします。
まとめ:滞納放置より、借り換えの方がはるかに賢明
auの携帯代が払えない場合、分割払いや期日延長の交渉はできません。
しかし、消費者金融の借り換えという仕組みを使えば、実質的にそれらを実現することが可能です。
携帯ブラックになってしまう前に、消費者金融の無利息期間といった制度を賢く利用し、問題を解決すべきです。